「本」に癒しと理解を求めて…私には、こういうときに頼れるような人がひとりもいませんでした。夫の死後、半年してから親しくなった友人。 一年ぐらいしてから連絡を取るようになった、旧友。 1年半たってから出会った、今の夫。 この3人がそっと支えてくれるようになるまでの間、また、彼らも いつもいてくれるわけではないから…ひとりで過ごす時間、私は 救いを求めてさまよい続けました。 死後半年経つ頃までは、仕事に行っていましたが、体重減少が 著しく、生きる気力が尽きてしまい、精神科に通うことになり、 鬱病と診断され、仕事をやめ、ほんの少しの財産もなかったので、 生活保護を受けました。 子どもたちは保育園に通っていて、時間だけはありました。 このまま廃人になってしまうのでは…という恐怖と戦うため、 また、救いを求めて、図書館に行って本を読み漁りました。 でも、未亡人について書かれた物ってないんですよね…。 私には両親がいませんので法事などについても疎く、そういうことに ついて書かれた物はあって、大変役立ちましたが…。 若くして未亡人になって、幼い子を抱えて、どうやって生きていけば いいのか、なにか道しるべが欲しかったのですが…。 ないんです。 離婚について書かれた物はたくさんあるのにね。 もちろんインターネットでも散々調べたのですが、ほんとにない。 「未亡人」って検索すると、H系のものばっかりなんですよ~(^^; 「道しるべ」があるとないとでは、全然違うと思うんですね。 なので、私が書くぞ!!って心に決めています。 夫を亡くした、妻を亡くした… その悲しみと現実的な困難とをどう解決していけるか? そして、新たなパートナーと出会ったとき、どうすれば幸せな ステップファミリーとして新たな人生を歩んでいけるか? 自身の実体験はもちろんですが、それだけに終わらない、 希望にあふれるものを書きたいと思っています。 そこまで出来たら、天国の夫に、胸をはって「私、ちゃあんと 生きていけるよ!立ち直れたんだよ!あなたの死を無駄には しないよ!!」って言えるような気がするのです。 ジャンル別一覧
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